熊野神社(宮城県蔵王町小村崎前戸内81)
東北自動車道「村田IC」を降り、県道25号(岩沼蔵王線)を遠刈田方面に進んで、平沢地区に至る手前を右折して700mほどの場所に鎮座しています。
鳥居をくぐり、背の高い木立に囲まれた参道を歩いて社殿に向います。
主祭神 熊野加武呂岐櫛御食野命(素戔鳴命)(くまのかむろぎくしみけぬのみこと(すさのおのみこと))、脇座祭祀 伊弉那美命(いざなみのみこと)、五十猛命(いそたけるのみこと)
本社は、聖武帝(神亀3年(726)又は天平3年(731)の二説あり)蔵王連峯の主峯熊野岳鎮座熊野権現の里宮として創祀され、頭初の祭神は熊野坐大神と称し、熊野修験の手によって建立されたと伝えられる。(略)惟うに当社の鎮座地は、旧円田村四百町歩を一望する台地に鎮座し然も用水は蔵王連峯の伏流水を水源として使用されている為産業開発と五穀豊饒を司どる御神名で祀ったのであろう。平安時代に至り平泉に藤原氏により蔵王連峯の諸祭神が祭祀されるに至り、平泉との交流が福輳しつれて熊野修験の登拝も著しく、神社名も熊野三所権現と称されるにより当社も熊野三所権現と改められた。(宮城県神社庁HPから引用)
こちらは本殿です。
境内社風の社殿が3つあり、ひとつは八幡神社のようです。しかし、扁額も説明板もないのでどれがそうなのか判りませんでした。
EOS R, EF17-40mm F4L USM