伊豆佐比賣(いずさひめ)神社(宮城郡利府町飯土井字長者55)
県道仙台松島線(通称、利府街道)利府飯土井長者前の交差点から北に約200mほどの小高い丘に鎮座しています。
主祭神 講昨比賣命(こうさくひめのみこと)
創祀年月不明、文徳天皇仁寿2年(852、平安)8月辛丑、陸奥国、伊豆佐咩神に正五位を加え奉ったことが、「文徳実録」に見え、当国登奈孝志神、志賀理和気神と同時進階であり、これは風雨の止まんと請い給うたのによる。延喜の制小社に班す。(略)明治維新当時、神域は陣営となり、建物等は破壊され、しばらくの間、祭典を欠くに至った。明治9年(1876)村社に列し、大正5年(1916)12月、神谷沢、菅谷、沢乙の三熊野神社を合祀して、春秋両時の祭典を行い、氏子等が専ら維持経営に励み、大正9年(1920)に神殿及拝殿を新築し現在に至っている。(宮城県神社庁HPから引用)
主祭神は米作地帯の水の灌漑を第一に司る女性の神です。
一時期鹽竈神社の摂社とされたことがあったようですが、現在の鹽竈神社のHPには境内外摂社としているものに当神社の名前はありません。今は鹽竈神社とは独立しているようです。
境内社の飯土井(いいどい)稲荷明神です。
こちらの境内社は、左から諏訪神社、山神社、愛宕神社です。
EOS R, EF17-40mm F4L USM