今熊野(いまくまの)神社(宮城県名取市高舘川上北台8)
赤坂山と呼ばれる低山に鎮座しています。
主祭神 伊弉冉命(いざなみのみこと)、速玉之男命(はやたまのおのかみ)、事解男命(ことさかのおのみこと)
今熊野神社は、慶長5年(1600)4月、伊達政宗の命により造営されたと伝えられます。社伝によれば、この地に熊野三所権現を建立したいということで熊野三所権現を信心している女が山籠りをし、百日余りに及びました。そのことを川上邑の長が政宗に陳情して神社が建立されたといわれています。
この神社に伝わる神楽は、大正5年、宮城県庁において付属神楽として検定任命をへて発足しました。
仙台市茂庭の生出森八幡神社から伝承されたものといわれ、その系統は熊野堂神楽の流れを汲む岩戸神楽で榊流神楽と称する黙劇の祈祷の舞であります。(名取市HP「今熊野神社付属神楽」から引用)
こちらは本殿です。
境内からは名取市や仙台市の町並みが一望できます。急な石段を上った先にある神社らしい神社でした。
EOS R, EF24-105mm F4L IS USM