金蛇水神社(宮城県岩沼市三色吉字水神7)
主祭神 金蛇大神 (水速女命) (かなへびのおおかみ・みずはやめのみこと)
創始年代不詳。人々がこの地に住み農耕をはじめた時に、山より平野へ水の流れ出るこの場所に水神をおまつりしたものと思われる。
社名については、次のようにつたえられている。平安時代中頃一条天皇の御代、京都三条の小鍛冶宗近は、天皇の御佩刀を鍛えよとの勅命を受け名水を求めて諸国を遍歴してこの地に至り、水神宮のほとりを流れる水の清らかさに心をうたれた。
早速、水神宮に祈願をし、炉を構えて刀を鍛え始めたが、カエルの鳴き声で精神統一ができず、よい刀が打てずにいた。そこで宗近は巳のお姿をつくり、田に放ったところカエルはピタリと鳴き止んだ。無事素晴らしい刀を鍛え上げることができた宗近は神への感謝のために巳のお姿を献納し都に帰った。
以来、水神宮ではこれを御神体と崇め、社名も金蛇水神社と称するようになったと言う。(金蛇水神社HPから引用)
拝殿正面に鎮座している金蛇像です。
金蛇の石碑が多数奉納されています。
今年の4月に新たに作られた銭洗い場です。当社は御神体が金蛇であることから、古くから金運、商売繁盛の御利益があるとされているそうです。
境内社の金蛇辯財天です。水の神である弁財天が祀られています。
こちらは県内有数の大きな神社ですので、この日も平日の午前中にもかかわらず多くの参拝客が訪れていました。写真はありませんが、神社外苑にはカフェテラスや土産物店などもあります。
EOS R, EF24-105mm F4L IS USM