小田原八幡神社(宮城県仙台市宮城野区小田原弓ノ町21-1)
主祭神 応神天皇
康平年中(1058-64)長部民部之丞諸能が栗原郡迫郷長部荘に勧請して守護神としたが、諸能没落後その長子若狭之助諸門浪人となり、この地に居住し、社もここに移した。その後、伊達政宗仙台城に移ってから当地を小田原弓ノ町と名づけ、足軽1組を備置き、この神を祀らしめた。文化4年(1807)3月5日、火災のため社記一切を焼失したので、由緒を正確にしることはできないが、そのころ氏子の代表斎藤某が率先して再興に尽力したといわれる。明治維新後荒廃に達したところ大正14年(1925)に至り改築の計画をたて昭和4年(1929)9月、社殿、社務所、神輿庫、末社まで完成。平成13年(2001)3月仙台市の土地区画整理事業に併せ移転改築工事を行ない、同9月社殿を始め、境内地、社務所、稲荷社、神輿堂、石鳥居、狛犬を西へ60メートル移転し現在に至る。(宮城県神社庁HPから引用)
伊達藩の足軽組の守り神として祀られた八幡神です。
この神社も火災や区画整理のため姿や場所を何度も変えて現在に至っているようです。それでも今残っているということに、強い勝負運があるということなのでしょうか。
EOS R, EF17-40mm F4L USM