松尾神社(宮城県仙台市若林区舟丁64-9)
主祭神 大山咋神(おおやまくいのかみ)
宮城県神社庁のHPから由緒を引用します。
創立年月は定かでなはいが、伊達政宗公が仙台に青葉城築城後の藩政時代に3つの穀蔵が造られた、1つは青葉城三の丸内、1つは榴ヶ岡穀蔵(現在の仙台管区気象台)1つは若林穀蔵(現在の南警察著㈱ほまれや)その穀蔵の厄避けの守り神として祀られたようです。(略)明治3年廃藩置県の施行により、穀蔵は廃止され其後長井家(現在の長井酒店)が神主となり、(略)大正初期に(略)東北舘製糸場の所有となり、東北舘と町内とで祭祀が続けられました。昭和の初期に入り(略)東北舘製糸場も経済不況のあおりで閉鎖の止むなきに至ったと思われます。長路線(仙台市電長町線)の工事が進められ広瀬橋迄開通したのは昭和9年で現在地に移転され今日に至って居ります。
神社の右側に見えるブルーシートは、現在仙台市が施工している新しい宮沢橋の工事現場です。
昭和の初めに市電工事のため移転を余儀なくされたこの社も、今回はかろうじて再移転を免れたようです。
少し足を伸ばして広瀬川の河岸まで橋の工事現場を見に行ってきました。
仙台駅の東側を南北に貫く道路を繋ぎ、市中心部の渋滞緩和が期待される新宮沢橋。接続する道路はすでにできていますが、令和4年(2022)から始まった橋の完成は同8年(2026)までかかる大規模な工事のようです。
古くから残る神社もあれば新しくできる橋もある。世の中そのものですね。
EOD R, EF24-105mm F4L IS USM