沖野八幡神社(宮城県仙台市若林区沖野3-16-35)
仙台市立沖野中学校から西に300mほどの昔からの住宅街に鎮座しています。
主祭神 応神天皇、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
勧請年月日不詳なれど、中世(室町年中)、当時の名取郡北方三十三郷を領していた茂ケ崎城城主粟野大膳が沖野に西館(沖野館)を築くにあたり館内に粟野氏の氏神(武運長久守護神)として八幡神(神祠八幡宮を奉斎)を勧請したと云う。其の後、天正19年(1591、室町)沖野館も戦火に罹り、近世・元禄3年(1690、江戸)沖野村の村民現在の地に社殿を造立し奉り御神体を厳粛に遷座され(「御神体飛ンデ火ノ玉トナリ今ノ地ニ遷ル ヨリテ茲ニ奉祠セリ」との口伝承あり)、爾来、沖野村の鎮守の守護神八幡宮として尊崇された。(社伝)。(宮城県神社庁HPから引用)
こちらは本殿です。江戸時代の関流算術者丹野清晴による4つの幾何問題の解法が書かれた絵馬が奉納されており、例祭の日(4月15日、9月15日)は本殿の扉が開いて絵馬をみることができるとのことです。
境内鎮座の馬像です。詳細は不明ですが、馬の格好がいいので農耕馬ではなく、戦で活躍した馬を祀ったものでしょうか。
境内社の古峯神社です。
古峯神社の脇にある小祠は不動明王を祀ったもののようです。
EOS R, EF35mm F1.4L USM