伊達明神(宮城県仙台市宮城野区福田町4丁目13-27)
宮城野区福田町の住宅地に鎮座しています。
藩政時代に伊達藩主の御狩場であったが、藩主は一民家に立ち寄り休憩することを常とし、御下賜品等もあったと言う。この家の主はこれに感激し、屋敷内に祠を建て伊達明神として尊敬し、これが今日まで続いていると伝えられる。(飯塚景記「古い祠堂や石仏石碑を観て歩く」から引用)
覆屋の中の扁額には稲荷大明神と記されており、祠の中に狐像が祀られていることから、お稲荷さんでもあるようです。
社殿は大きな樹の切り株の上に置かれています。このこと自体には意味はないかもしれませんが。
覆屋の中に政宗公馬上甲冑御図が奉納されています。奉納年は平成16年(2004)となっているので、新しい絵です。
EOS R, EF17-40mm F4L USM