下愛子(しもあやし)小社(宮城県仙台市青葉区下愛子町5)
社名を記した扁額も賽銭箱もないことから、畑の持ち主が個人的に祀っている祠かもしれません。
鈴が取り付けられていた痕跡があるので、よそからの参拝者を想定していたとも考えられますが、詳しいことは不明です。
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さて、ここからは神社ではない番外の話で恐縮なのですが、この小社の近くに子愛観音(こやすかんのん)があります。
ここに祀られている観音像は文治3年(1187)定澄(じょうちょう)の作とされています。子愛観音は、この一帯の地名である「愛子」(あやし)の由来となったものだそうです。
子愛が由来であれば地名も「子愛」(こやす)でよかったのではないかとも感じますが、言葉が逆転するのはよくあること。何らかの理由があったのでしょうね。
EOS R, EF17-40mm F4L USM
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