磐上(いわがみ)神社・雨宮(あまみや)神社(宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町1-1)
青葉区堤通雨宮町の仙台厚生病院に隣接した一画に鎮座しています。
主祭神 表筒男神(うわつつのおのみこと)、中筒男神(なかつつのおのみこと)、底筒男神(そこつつのおのみこと)
元支倉通に鎮座した一小祠で、住吉大明神と稱したが、明治維新の際現社號に改稱した。同三十五年(1902)八月(略)堤通十三番地に移轉の事を願い出て、同年九月許可を得て移轉した。同社地は、元堤通梅田川の畔に伊達家の鉄砲組の稽古場があり、その境内に雨宮神社なる一小祠があったが、荒廃に歸していたのを、(略)社殿を建築し、町内の鎮守となさん意向であったが、縣の許可を得ることが出來ず、そのまヽになっていた所へ、磐上神社を移して町内の鎮守とするに至つたものであるという。(「仙臺市史(昭和28年版)から引用)
社殿は一つですが、扁額には二つの神社名が併記されています。由緒を見ると、雨宮神社を残すために磐上神社に協力してもらったようにも受け取れますが、どうなんでしょうね。
なお、雨宮神社には、「源義経が此地を過ぎて神を祀り、これを雨宮神社と称した」という伝説もあるそうです。
EOS R, EF17-40mm F4L USM
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