仁渡(にわたり)神社(宮城県仙台市泉区古内)
由緒等不明ですが、鳥居のわきに平成5年(1993)に木の鳥居を石製に建て替えた際の経緯を記した石碑があり、多勢の氏子の名が刻まれていますので、今も地域で大切にお祀りされているようです。
社殿の扁額には雲水社の記名があり、この社の別名だとか。ただ、社殿の中を覗いたところ、昔のものと思われる小さな本殿が収められていて、その扁額には仁渡宮と記されてありました。
「ニワタリ神」は北関東から東北を中心に祀られていた神で、現在も関連する神社が存在するとのこと。祭神の傾向として、水を分配する神である天水分神(あめのみくまりのかみ)・国水分神(くにのみくまりのかみ)という神が一定数設定されており、ニワタリ神の「治水、灌漑の神」としての要素からの連想であろう、との説もあるようです。
EOS R, EF24-105mm F4L IS USM
0 件のコメント:
コメントを投稿