亀岡八幡宮(宮城県仙台市青葉区川内亀岡町62)
石造りの鳥居をくぐると、
社殿に達するまでの長い石段の始まりです。
けっこうな段数を上ったところに、更に石段が続いていることを発見した時の絶望感は半端ではありませんでした。
ともあれ、「やまない雨はない」の例えのごとく、いつかは石段も終わり、社殿が見えてきます。
手水舎では、この社を勧請したときに出現したという霊亀を模した亀の像が参拝者を出迎えます。
拝殿です。
主祭神 応神天皇、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、神功皇后(じんぐうこうごう)
亀岡八幡宮の縁起は、文治年間(1185-90)伊達朝宗が福島県伊達郡梁川に鶴岡八幡宮を勧請して建立したのにはじまる。その後伊達氏が仙台藩主になるにおよび、慶長七年(1602)、社人山田清重・重之兄弟は、神体を戴いて仙台に入り、範に庇護をもとめた。藩では寛永十七年(1640)、同じ町に仮社殿を建てて奉祀した。その後、天和三年(1683)、仙台藩主伊達綱村(四代)は「青葉が崎の岫(そま)つづき」の現在の地点に壮麗な社殿を造営し、八月遷宮式を挙行した。(境内掲示、縁起説明板から引用)
こちが本殿です。
亀岡八幡宮の社殿は、昭和20年(1945)の仙台空襲ですべて焼失したため、昭和40年(1965)に新たに竣工したとのことです。
境内社の高良玉垂(こうらたまたれ)神社です。祭神の高良玉垂命は、朝廷から正一位を授かっているものの、記紀には登場せず、正体が何であるか判らない「隠された神」なのだそうです。
EOS R, EF24-105mm F4L IS USM
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