山形県天童市を旅行した際に訪問した神社の第2弾です。
主祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)
昭和十三年(1938)、町内の氏子・有志によって「稲千稲荷大明神」の講中を募り、当時蛇行していた倉津川に橋を架け、この地に小さな稲荷神社を祀ったことから始まる。
終戦間もない昭和二十一年(1946)に、天童温泉開湯三十五年を記念し、湯殿山の分神を受け、十月七日夜、当時の津山村長(温泉組合長)山口栄吉の寄贈による万年堂に祀った。
現在の温泉神社は、開湯六十周年を迎えた昭和四十五年(1970)に建立。それまで別々に祀っていた「湯殿山大神」と「正一位稲荷大明神」を新社殿に遷座し、「遷座・合祀祭」を挙行した。
(略)
その十年後に、温泉神社境内に「稲荷神社」を新たに建立し、祭神を分祀している。(境内掲示「温泉神社の由来」から引用)
主祭神の大己貴命はいわゆる大黒様のことです。本尊の大黒像は社殿建立40年を記念した2012年に一度開帳されたことがあるようです。その時の大黒様の姿を、
で見ることができます。
こちらは俳人高浜虚子が昭和31年(1956)に天童温泉に宿泊した際に詠んだ句の碑です。「天童のでゆや蟇(ひき)なく夜もすがら」と刻まれています。夜っぴいて聞こえる蟇(=かえる)の鳴き声がよほど印象に残ったのでしょう。
こちらは稲荷神社です。現在は境内社のような感じですが、そもそもは温泉神社よりも先に祀られた神社です。大事にお世話をされているようです。
EOS R, EF17-40mm F4L USM
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