曲木(まがき)神社(宮城県塩竈市新浜町1丁目10)
塩釜湾に浮かぶ唯一の島である籬(まがき)島に鎮座しています。
籬島は周囲約155メートルの小島で、神社のほかに施設はありません。しかし、平安時代からの和歌の名所で、古今和歌集にも「わが背子を 都にやりて 塩竈の まがきの島の まつぞ恋しき」という歌が残されています。
この橋は普段は施錠されており、毎月一日(ついたち)と土日祝日の午前10時から午後4時までのみ解錠されます。神社にもこの期間でなければ参拝できません。
境内からは塩釜湾が臨め、湾を行き来する船が見えます。
11月1日のこの日は、鹽竈(しおがま)神社の宮司さんや当社の奉賛会の人たちが集って例祭を行っていました。
祭神 奥津彦大神(おきつひこのかみ)、奥津姫大神(おきつひめのかみ)
曲木神社は、もと鹽竈(しおがま)神社の神宮寺であった法蓮寺の支配に属し鹽竈神社十四末社の一つで、古くこの島に曲がった柏槙(いむろ)の老木があったので、島を曲木島、神社を曲木明神と稱したという(境内掲示「曲木(籬)神社由来」から引用)
籬島は官有地漏れになっていましたが、地元有志の熱意により昭和26年(1951)に鹽竈神社が購入し、昭和41年(1966)に塩釜市の文化財に指定されたとのことです。
EOS R, EF17-40mm F4L USM
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