伊達八幡神社(宮城県仙台市若林区五十人町24)
若林区五十人町の児童公園に伊達八幡神社が鎮座しています。
五十人町は「三百人町と六十人町にはさまれた町で、足軽五十人衆が居住したためこの名がついた。三百人町と同じく寛永7年(1630)前後には割り出されている」(仙台市若林区HP「町名にみる城下町」)と説明されています。
伊達八幡神社については、仙臺市史(昭和28年版)に「伊達氏十五世晴宗の守本尊で、初め米澤に鎮座してあったのを、慶長五年(1600)ここに遷座し、伊達八幡神社と称するに至った」と記されています。
主祭神は、仲哀天皇と応神天皇です。
瓦の屋根がたいへん立派な神社です。
軒先近くに構えているのは、狛犬のように邪気を払う役を担った生き物でしょうか。
紋章は伊達家の家紋である三引両紋(みつびきりょうもん)です。