白鳥神社(宮城県仙台市若林区表柴田町3)
寛永4年(1627)伊達政宗は仙台城のはずれに若林城を築き、その東側に足軽町として柴田町、成田町、三百人町、五十人町、六十人町を置きました。
これらの町には、足軽たちの出身地にあった氏神が分霊として祀られており、今もそれぞれの町の守り神として鎮座しています。
拝殿と本殿です。
主祭神、日本武尊(やまとたけるのみこと)
天明2年(1782)7月、福壽山法林寺現住智教の代に、本山東陸奥柴田郡平邑白鳥宮より勧請。柴田郡から召し出された御足軽(総勢169人、16石取り)が、故郷の平邑の大高山神社の御祭神を祀ったものとも伝えられている。(宮城県神社庁HPの由緒説明から引用)
拝殿には「大高宮」の扁額が掲げられています。
当社が勧請した現柴田郡大河原町の大高山神社は、日本武尊が蝦夷征伐の時に仮宮を建てて住んだ場所で、その跡地に白鳥大明神として日本武尊を祀ったと云われています。
拝殿は町内会の集会所として使われているようです。人々の生活と強く結びついていると感じさせる神社です。
EOS R, EF24-105mm F4L IS USM
0 件のコメント:
コメントを投稿