古城(ふるじろ)神社(宮城県仙台市若林区河原町2-7-10)
当社は河原町から宮城刑務所(かつての若林城があった場所)に達する道路に鎮座しています。
主祭神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
宮城県神社庁のHPに掲載されている由緒は文学的表現が強く長いため要約して引用します。
昔、広瀬川は洪水のたびに流域が変わり住民が苦しんだ。ひとりの行人(遠行聖人と伝う)が人柱となり生き埋めとなって祈願したところ、その年の秋から河の流れが変わり流域は見渡す限りの沃野となった。村人は行人の恩を忘れぬように塚を築き、行人が祈願した神を祀って神殿を造り崇敬したと伝う。
神社が建っている場所は行人(ぎょうにん)塚と呼ばれ、周辺のかつての地名となり、現在はJR東北線の踏切名として残っているとのことです。
神社の前には花鉢が2つ置かれ、管理も行き届いています。村を救った行人への崇敬は今も残っているようです。
EOS R, EF24-105mm F4L IS USM