榴岡(つつじがおか)天満宮(宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡105-3)
仙台には他にも菅原道真を祭神とする天満宮や天神社がいくつかありますが、もっとも有名で、多くの受験生が合格祈願に訪れるのはこちらの社でしょう。
榴岡天満宮は、平安時代の天延2年(974)に山城国(現在の京都府)に御創建された。その後、平将春が陸奥国宇多群(現在の福島県)に勧請し、次に宮城県柴田郡川内村に御遷座したのが始まりで、天文20年(1551)に小俵玉手崎(仙台市青葉区の東照宮の地)に3度目の御遷座が行われた。後に、藩祖伊達政宗公が仙台城を造営するとき、当社の社木(境内地にあった樹木)を用財として切り取った為、その報祭に慶長16年(1611)に新たに丹塗りの御社殿を造営したが、慶安3年(1650)徳川幕府の命令により東照宮建立に際し、その境内地東側に御遷座がなされた。そして、寛文7年(1667)7月25日に3代藩主伊達綱宗公の意志により、丹塗りの社殿・唐門を新たに造営し、菅原道真公の真筆(直筆の書)が奉納され、この榴ヶ岡に御遷座された。(宮城県神社庁HPから引用)
優れた文人でもあった菅原道真にちなみ、境内には多くの筆塚や歌碑が並んでいます。歌碑は20基あるそうです。
撫でると御利益があるという撫で牛です。
朱塗りの唐門がなんとも豪華で、風格があります。
こちらが拝殿です。東日本大震災で被災し損傷が激しかったため修復を行い、平成25年(2013)に工事が終了したとのことです。
扁額に記されている「天満大自在天神」は、死後祀られた菅原道真の神号なのだそうです。
EOS R, EF35mm F1.4L USM
0 件のコメント:
コメントを投稿