豊玉神社(宮城県仙台市宮城野区原町3-1-10)
大きな鳥居がでーんと構えている有名な神社もいいですが、このようなひっそりとした神社に出会うとわくわくしてきます。
学習塾のあるビルをすぎると社殿が現れます。宮城県神社庁のHPに掲載されている写真を見ると、かつては社殿の前に石造りの鳥居があったようですが、今はなくなっています。
主祭神 主祭神 豊玉姫神(とよたまひめ)
当神社は右の四社(豊玉神社、古峯神社、月山神社、成田不動尊)を合祀し、明治7年(1874)加藤灌内が当地に奉斎致しました。昭和16年(1941)神社庁公認神社に昇格、原町町内安全、災難消除の祈願を行って来たものであります。(社殿前掲示由緒説明から引用)
加藤灌内はかつて原町にあった加藤鍛冶屋の初代当主だった人ということです。(木村孝文「宮城野の散歩手帖」参照)
仙台メディアテークのHPに昭和30年代のものと思われる加藤鍛冶屋の白黒写真が載っていました。下のURLから見られます。
狛犬が社殿の柱の彫刻になっています。
手水場も社殿の隅に配置されています。
神社の機能を社殿ひとつに、うまくコンパクトにまとめられた社であると感じました。
EOS R, EF17-40mm F4L USM