熊野神社(宮城県仙台市青葉区通町1丁目3-16)
主祭神 伊弉冉尊、速玉男尊、黄泉津事解男尊
前回このブログで取り上げた朝日神社の東1.6kmほどの位置にあり、朝日神子はこの神社の巫女であったと伝えられているようです(木村孝文「青葉の散歩手帖」より)。ただ、朝日神子と当社の関わりについてそれ以上のことは確認できていません。
宮城県神社庁のHPから当社の縁起を引用します。
本社は土御門天皇の代(1198~1210、鎌倉)宮城郡の内荒巻村の総鎮守として真言宗湯殿山薬本寺内に創祀して、西は郷六折立川限、東は藤松限、北は根白石早坂川限、南は鈎取の地内を産子区域とし、熊野三所大神宮と奉称した。例祭には湯立の神事あり五貫文の知行地があった。然し何時の頃よりか社頭荒廃し、薬本寺も亦廃寺となった。寛文7年(1667、江戸)季秋朔別当源耕庵(今の玄光庵)一屋和尚寺内山門の外に社殿を建て神霊を安置して9月9日を以って例祭日とする。爾来産子は勿論遠近の崇敬者の参拝者衆をなしたという。明治維新の際別当寺を廃し、社号を改め、同12年6月村社に列す。
様々な曲折を経て当地に鎮座したようですが、かつては熊野三大大神宮と称し、明治時代に村社の列するなど、かなり格式の高い神社のようです。
EOS R, EF17-40mm F4L USM
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