2023年10月31日火曜日

二柱神社

 二柱神社(宮城県仙台市泉区市名坂字西裏62)


 仙台市地下鉄南北線八乙女駅から北に900m進んだ旧県道沿いに鎮座しています。


主祭神 伊邪那岐命(いざなきのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)

昔から神様を一人二人と云わず一柱二柱といいました。当社はイザナギノミコト・イザナミノミコトの2人の神様をお祀りしている為、二柱神社と申します。当社は万壽2年(1026年)に市名坂の修林壇(現在の七北田字東裏付近旧社 殿地現存)にお祀り(神社の記録)されました。その後、天正年間(1573年~)には 地域豪族国分氏の荘園三十三ヶ村の内 市名坂・七北田・北根・野村・上谷刈 古内・松森・鶴谷の8つの村の総鎮守 (氏神様)として祀られるようになりました。国分氏が滅亡してから伊達氏の時代に、万治年中(1658年~)七北田・市名坂に宿場町が開かれるようになり神社も、市名坂冠川(七北田川)の付近に霊地を占い、寛文2年(1662年)4月に現在の場所に遷られました。また明治5年(1872年)9月七北田村社となり村挙げてのお祭りが行われ、神社境内地の整備等の事業を推し進める中、昭和4年(1929年)8月31日未明、原因不明の怪火により社殿全焼という悲劇に見舞われました。現在の社殿は満洲事変以後の極めて物資の確保が困難な時に役員・氏子の十余年に亘る努力のもと、昭和16年(1941年)5月に完成したものです。(神社HPから引用)



 当社は、古事記冒頭の「我が身は、成り成りて成り余れる処一処あり。故、此の吾が身の成り余れる処を以ちて、汝が身の成り合はざる処に」に登場するイザナギミコト、イザナミノミコトの二柱を祀っているゆえか、近年は縁結びの神様として知られるようになりました。

 鈴紐にもハート型の飾りがついています。この日も若い女性が御朱印をいただきに訪れていました。


 境内社の雷神社


 昔の鳥居だったらしい扁額のついた石柱が残っています。


 平日にも関わらず巫女さんが常駐している大きな神社です。若者に人気の神社らしく境内は華やかな雰囲気に満ちています。


 とはいえ、これはちょっとやりすぎのような気も・・・。確かにこの日はハロウィン当日ではありましたが。

EOS R, EF17-40mm F4L USM 

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