三吉(みよし)神社(宮城県仙台市宮城野区榴岡2-2-22)
「庇を貸して母屋を取られる」ではないですが、なんだか気の毒なのでこのブログには独立した神社として掲載します。
御祭神は秋田県中央に聳える出羽山系・太平山の山頂にある太平山・三吉神社に三吉大明神を分霊して祀っています。この太平山・三吉神社は1300年ほど前に、役(えん)の行者・小角(おづぬ)が大巳貴大神と少彦名大神を祀って創建したと伝えられ、延暦20年(979年)には、征夷大将軍・坂上田村麻呂が東北地方鎮撫の時、先勝祈願を込めて建立するなど、古代王朝の時代より『戦利成功』『諸事繁栄』の守護神として広く信仰を集めてきました。(略)仙台の三吉神社は、建立者および時期は不詳ですが明治時代以前からこの地にあったと思われ、三吉さんの愛称で、塩竃さまとともに住民の信仰を集めてきました。また、当神社における神饌の中に全国でも珍しい煙草を供える事になったのは、三吉大神が修行の折、太平山に多く住み着いていた大蛇を煙草をもって煙り攻めとし、退散させた事に由来しています。(境内由来説明板から)
とはいえ現在、三吉神社の維持管理は鹽竈神社の氏子が行っているようで、三吉神社の鹽竈神社に対する依存度はかなり高いようです。世の中と同じで、神社の世界もままならないことが多いのかもしれません。
EOS R, EF17-40mm F4L USM
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