貴船神社(宮城県多賀城市市川字金堀)
旧塩釜街道沿いの木立の中に鎮座しています。
街道に面した参道の入り口が狭く、私は車で何度か通り過ぎてしまいました。入口に設置してある由緒説明板が目印です。
写真では明るく見えますが、境内は木々が鬱蒼として薄暗く、何かが出そうな雰囲気でした。
神社には棟札が1点伝えられており、宝暦6年(1756)12月の年次と、創建当時「白山権現」という名称であったことが確認できます。なお、調査の結果、建築意匠は 江戸時代中期の様式であり、棟札の年代と矛盾しないことが判明しています。(境内前掲示由緒説明板から引用)
境内は昼でも暗いものの、社殿の周りはきれいに整理され、きちんとお世話をされているようです。
多賀城市のHP「多賀城市の文化財」によれば、「貴船神社には、現在でも船をかたどった木製品が多数奉納されています。これは、祈願に訪れた人がその一つを借り受け、祈願成就の後に倍にして返すという習わしによるもので、浜方の人々の信仰のようすを伺うことができます。」ということです。
EOS R, EF24-105mm F4L IS USM
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